初心者向けの熱帯魚飼育と繁殖について初心者にも簡単にできるグッピー・プラティー・エンゼルフィッシュなどの熱帯魚の飼育方法を熱帯魚選び、水槽の設置場所濾過の選び方等詳細に掲載しています。

熱帯魚水槽に塩を入れる際の注意点

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病気の治療などで、水槽に塩を入れる場合もありますが、私が水槽に塩を入れたのはプラナリアとヒドラの駆除のためです。
ご存知の方も多いと思いますが、どちらも駆除に手をやく生き物ですが、塩を塩分濃度0.6%にしてやると2日目には全く見られなくなりました。
この際飼育していた熱帯魚とエビ、水草には影響は全く見られませんでした。
ちなみに淡水魚でも1%までなら飼育可能だということですが、水草によっては枯れてしまうものもあるようです。

水槽に塩を入れる場合は、普通に投入すれば問題ありませんが、
気をつけなければならないのは、塩が直接触れた草は枯れてしまう場合がありますので、植物がある場合は少し離れたところに投入するようにすることと、
急激な変化を避けるため水流の少ないところに、数時間かけて数回に分けて投入するほうが良いと思います。
また、投入後しばらくは濾過バクテリアの働きが悪くなるため、コケなどが生えやすい状態になります。

塩分濃度の計算ですが、1リットルに10gの塩が溶けている状態が1%の塩分濃度になります。
例えば60リットルの水量の水槽を0.5パーセントの塩分濃度にしたい場合は
水60リットルに300gの塩が含まれた状態にすればよい事になります。

塩を投入するとグッピーとゴールデンハニドワーフグラミーが興味を持って寄ってきました。

余計な話ですが、水60リットルに塩を溶かして塩分濃度0.5パーセントにする場合は、現実的には300gを加えればOKですが、
数学の問題として考える場合には、60リットルの水の重さ60000gに食塩を300g投入すると、合計の重量が60300gになりますので、60300gの水に300グラムよりもわずかに多く溶かす必要があることになります。
計算方法は
1ml=1gですので、
60000ml×0.005=300ml
60000ml+300ml=60300ml
60300ml×0.005=301.51ml
301.5ml=301.5g
で301.5gの投入が必要です。

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