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ブラインシュリンプの簡単な沸かし方、温度と塩分濃度について

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フレークなどをうまく食べられない稚魚にはブラインシュリンプが良い餌になります。

ブラインシュリンプを孵化させることを沸かすと言いますが、沸かし方を簡単に確認できる内容をまとめました。

ブラインシュリンプを孵化させる塩分濃度と温度

ふ化には2~3パーセントの塩分濃度の水が必要(1リットルに概ね20グラムから30グラムの塩を溶かすのが目安です)で、水温が28度程度が最も良いようです。水温が15度でもふ化しますが時間がとても長くかかります、こちらでは冬場は24度の水槽の中に浮かべておけば丸1日かからないでふ化します。夏場はもっと水温が高いので(エアコンの状態により28度から30度くらいでしょうか)12時間程度で徐々にふ化が始まっています。

ブラインシュリンプの沸かし方

二通り紹介しますが、簡単な方法としてはプラスチックの器に塩水を入れブラインシュリンプエッグを浮かせておくだけの方法です
この場合、水はあまり深くしない事と、卵を入れすぎないようにしないと酸欠を起こします

室温が低い場合には水槽に浮かべておくとよいですが、この際にシャワーパイプなどから水が入らないように気をつけましょう。
ブラインシュリンプの卵を水槽に浮かべた状態
翌日にはふ化して泳いでいます

たくさんふ化させたい場合エアを送る方法をとります。
専用の器具もありますが、ペットボトルとエアポンプ、エアチューブ、エアストーンがあれば大丈夫です。


水槽に入れる場合は倒れないように吸盤を使ってガラスに固定すると良いと思います。

水槽の水面と、ペットボトル内の水面の高さを合わせると安定します。

孵化したブラインシュリンプです。
色が変わっているのがわかるでしょうか。
孵化したブラインシュリンプ

孵化したブラインシュリンプを濾す

後は孵化したブライインシュリンプを漉す作業です。
ペットボトルのキャップにエアチューブに付ける一方コックをねじ込んだものを使うと便利です、これはあやしい堂さんでも売っているそうです。
ペットボトルのキャップにエアチューブなどに付ける一方コックをつけたものです。

逆さにしておくと卵のからが浮いて、孵化したブラインシュリンプが沈んで分離します。
逆さにしておくと卵のからが浮いて、孵化したブラインシュリンプが沈んで分離します。

これをお茶パックなどでこします。
ただし、一気に押し出さないと空気が入ってしまうので、底をくりぬいたペットボトルなどに移してから分離させる方が簡単ではあります。
お茶パックなどでこします。

漉し取ったブラインシュリンプです。
漉し取ったブラインシュリンプです。漉したものを水で流し、塩を減らしてから与える方が良いようですが、たまにでも水換えしているならあまり気にしなくても平気です。
孵化したブラインシュリンプは、時間が経つと成長するために栄養を使ってしまうそうなので、24時間以内を目安に与えるようにした方がよいそうです。

コスパの良いおすすめのブラインシュリンプは

どこのメーカーのものを使ってもよいと思いますが、量と値段と鮮度などを考えると、お勧めはあやしい堂のブラインシュリンプです。

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