初心者向けの熱帯魚飼育と繁殖について初心者にも簡単にできるグッピー・プラティー・エンゼルフィッシュなどの熱帯魚の飼育方法を熱帯魚選び、水槽の設置場所濾過の選び方等詳細に掲載しています。

初心者にも簡単にできる熱帯魚飼育の基礎

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熱帯魚の飼育をはじめよう

グッピー、ゴールデンレッドテールタキシードグッピーやプラティーなどの小型熱帯魚は色々な種類がいて、インテリアとしても、ペットとしても楽しめ、飽きの来ない趣味にもなります。

でも、熱帯魚の飼育は難しそう、手間や費用がかかりそうというイメージを持つ方も多ように感じます。
実際はどうかというと、グッピーなどたいていの小型の淡水熱帯魚なら初心者でも簡単に、しかも手間も費用もあまりかけずに飼育できます。

また他のペットと違い1週間くらい家を空けても大丈夫ですので、短期間の旅行などで留守にしても心配いりません。
ぜひ綺麗な熱帯魚の飼育を始めてみてください。

このページでお伝えすること

まずこのページでは、熱帯魚の飼育にこれだけは必要というものと、熱帯魚の飼育をはじめようと思っている方や初心者方のために、これだけ知っておけばとりあえず熱帯魚の飼育が始められるという飼育方法を基準にしてお伝えします。

飼育をはじめていけばもっと手間をかけないで飼育することもできるようになると思いますし、飼育をはじめる前に気を付けたほうが良いこともあるのですが、初心者の方は大まかな飼育方法を知った上で、次のページに進んだほうがイメージがわくと思います。

熱帯魚飼育に必要なもの

熱帯魚を健康的に飼育するために最低限、水槽と水と餌は必要です。
通常は、これにフィルター(ろ過機)とヒーターと温度計も揃えたほうが良く、インテリアとしてはライトもあったほうが綺麗に見えて良いです。

初心者の方が最初に購入する際には、熱帯魚飼育用の水槽と必要な道具がセットになった物が割安で売っていますので、そういうセットを購入するのが簡単で良いと思います。
初心者におすすめの熱帯魚飼育水槽
セットを買う際に注意することは、熱帯魚用の飼育セットとして売られているものにはヒーターもついていますが、熱帯魚でないメダカや金魚の飼育セットなどにはヒーターはついていません
また、小型水槽のセットではライトが着いていない場合も多いので、もしなければ別に購入する必要があります。
(冬場の水温が下がらないところで飼育する場合は熱帯魚でもヒーターなしでの飼育も可能ですし、フィルターなしでの飼育も可能ではありますが、通常はそろえたほうが飼育は大幅に簡単になります。)
その他に水換え用のホースとバケツなどもあったほうが便利です。

熱帯魚の飼育になくてはならないというものでもありませんが、
さらに奇麗な水槽を目指したい場合にはライトや底砂、水草、石や流木、バックスクリーンなどをそろえるとよいでしょう。

また、飼育水槽の中に底砂と水草を入れことで、水草は魚の隠れ家や産卵場所になったりする場合もありますので、自分の飼育する熱帯魚に合った環境を作るのにも役立ちます。

すぐに必要なくても、グッピーなどの繁殖力の強い熱帯魚の飼育をしていくとすぐに繁殖を考えるときがきます。
特にグッピーなど繁殖力の強い熱帯魚は産む量や周期、卵で生まれないなどの条件を考えると1か月以内には繁殖が楽しめます。
放っておいても増える場合もありますが、繁殖を考える際には稚魚や卵を保護するための産卵箱などもあったほうが良いです。
このあたりの道具についてはその他に揃えるもののページを参考にしてください。

卵や稚魚を親と隔離しておくための産卵箱です。
熱帯魚の稚魚の飼育

熱帯魚の飼育方法

ここでは基本の熱帯魚飼育方法を紹介します。
工夫次第ではもっと手間をかけなくても飼育は可能ですが、これだけ出来ればグッピーやプラティー、テトラなど大抵の小型熱帯魚は飼育できるという内容です。

日常の管理で必要なのは、餌やりと水質の管理です。

熱帯魚の餌やりについて

エンゼルフィッシュの飼育風景餌については1日に2回程度すぐに食べきる程度の餌を与えます。
グッピーなどは与え続けるときりがなく食べますが、初心者の方が飼育を失敗する原因の多くは餌の与えすぎによる水質の悪化です。
詳しくは熱帯魚の餌についてのページを参考にしていただけると良いと思いますが、与えすぎると水の汚れにつながりますので適量にしましょう。
熱帯魚の飼育状態にもよりますが、グッピーやプラティー、金魚やメダカ、海水魚のカクレクマノミであれ、ほとんどの魚は実際には1週間程の旅行などの間与えなくて問題は起きませんので、くれぐれも与えすぎないように注意しましょう。

どんな餌を与えるかについては、熱帯魚の種類により専用の餌が必要な場合がありますが、グッピーならグッピー用の餌を与えなければならないわけではなく、特殊な魚でない限りは熱帯魚や金魚用、メダカ用として販売されているフレークならなんでも食べ、元気に成長しますのであまり心配する必要はないでしょう。
ただし、いつまでたっても沈まない浮遊性の餌は底の方にいる熱帯魚は食べられませんので注意が必要です。
餌について、詳しくは熱帯魚の餌についてのページに記載してあります。

餌を与えるといっせいに水面に集まってきます。
グッピーが餌を与えるといっせいに水面に集まってきます。

熱帯魚飼育で重要な水の管理

熱帯魚水槽の水の管理については、水温の管理と水換え、フィルターの掃除などが主な作業になります。

熱帯魚飼育に適した水温

飼育水の管理については、まず水温をチェックします。
ほとんどの熱帯魚は水温は23度から28度が適温になりますので、その範囲で飼育しましょう。
これはヒーターをセットしておくだけですのでとても簡単です。
(こちらのグッピーなどの熱帯魚は経験上、15度以下では餌喰いが悪くなるように思え、最低10度以下の状態が続くと動きはかなり鈍くなり、危険を感じました。また水温が32度を超える状態が数日続いてもすべて元気でしたが高温は酸欠や水の腐敗なども起こしやすく良くないと思います。)

熱帯魚水槽の水換え

一般的に言われる水換えの頻度については、小型水槽では週に1回、水槽の水を3分の1から半分ほど交換することがすすめられています。
実際にはこちらでグッピーやプラティー、ブッシープレコ、ヌマエビ、グラミーなどの水槽で3年以上水換えをしない水槽でも平気っだったりしますから神経質になる必要はないと思いますが、熱帯魚のためにも適度に水換えしてあげるほうが良いのは間違いありません。

飼育しているのが熱帯魚だけなら半分までの水換えの場合、水道水をそのまま入れてもまず問題は起きませんが、できれば浄水器を通した水を使うか、1日汲み置きをした水を使うか、塩素の中和剤を使いましょう。

また、冬場にいきなり冷たい水を入れたりすると、熱帯魚は体調を崩したり、死んだりすることも考えられますので、温度の急激な変化が起きないように気をつけましょう。

病気かなと思ったら

熱帯魚の病気について知ることも大切ですが、熱帯魚が調子を崩したときに最初にすることは濾過が正常に行われているかの確認と温度の確認です。

まずは水温が23度から28度くらいの範囲になっているかを確認し、フィルターの水流が落ちていないかを確認します。

フィルターが目づまりを起こし、水流が弱くなった場合などは濾過が正常に行われなくなってしまうので、ろ材を軽くゆすぎますが、この際は水を綺麗にたもってくれているバクテリアにダメージを与えないように絶対に水槽の飼育水を使ってゆすぐようにします。
フィルターの吸水口にスポンジを付けている場合も詰まりをおこしやすいので、外してもみ洗いをし、フィルターにつないでいるホースがある場合は詰まったり折れたりしていないかを確認しましょう。

まずは簡単な熱帯魚飼育を

初心者の方はとりあえず熱帯魚を飼うに当たりこれだけ知っておけば、飼育が簡単な小型の熱帯魚の飼育はできます。
具体的にはグッピー、プラティー、テトラ、グラミーなどは飼育が簡単です。
熱帯魚飼育でちょっと大変なのは、掃除と水変えですが、実際はもっと簡単に飼育できますので尻込みしないでくださいね。

私の水槽では、だいたい2年以上は、蒸発した水を足し、餌を与えて、生え過ぎた水草を取り出すだけで飼育している場合が多いですし、たいていの小型熱帯魚はとても丈夫で簡単に飼育できます。(もちろん適度な範囲で水換えはしてあげたほうが良いです。)

大型の肉食魚などの飼育はは維持管理が大変です、また高価な熱帯魚は通常飼育や繁殖が難しい傾向にあるため、いきなりの飼育は避けたほうが良いでしょう。

次に熱帯魚の飼育に必要な道具を選ぶ際の注意点、熱帯魚を水槽に入れる際の注意点を順番に見て行きましょう。

水槽の大きさと設置場所を決める

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