オカヤドカリは夜行性というけれど本当?
オカヤドカリは夜行性で、昼間は砂に潜っていたり、物陰に隠れているという話しは、多くのサイトなどで紹介されています。
本当にそうだとしたら、飼っていても日中は姿を見ることができないということになり、何のために飼うのかよくわからなくなりますね。
オカヤドカリは昼でもけっこう活動する。
でも、実際に飼育してみると日中にかなり活動している姿を見かけます。
日中でも、日課のように、砂を移動させて水槽内のレイアウトを勝手に変え、餌を食べ、砂に潜らずにじっとしていたりもします。
昼間でも、目を隠して寝ているらしい時もありますが、夜中に様子を見に行っても寝ていると思われる時間がかなりあります。
このように、室内の飼育環境では、どうも特に夜行性とは思えない活動をしているのを見ることができるので、最初は不思議に思いました。
オカヤドカリは安全、安心な環境で活動する?
これはきっと、自然界では、日中は日光に当たればすぐにえらが乾燥して呼吸できなくなったりする危険がある、他の生き物から隠れようとする、などの理由で潜っていたり隠れてじっとしている事が多い、という事でははないかと推測しています。
室内で湿度を保った状態でオカヤドカリを驚かさずに飼育していれば、きっと日中も元気に動き回る姿を見ることができるでしょう。
観察するときは、驚かせないように、そっと近づいてそっと観察するようにしてください。