初心者向けの熱帯魚飼育と繁殖について初心者にも簡単にできるグッピー・プラティー・エンゼルフィッシュなどの熱帯魚の飼育方法を熱帯魚選び、水槽の設置場所濾過の選び方等詳細に掲載しています。

エンゼルフィッシュの繁殖方法

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今日と明日はエンゼルフィッシュの繁殖について書きたいと思います。
エンゼルフィッシュの繁殖はあまり難しいものではありません。

普通に水槽で飼育している間も産卵は行っていますが、それが孵化して子育てをする環境にはならないだけなのです。
ですから、エンゼルフィッシュの繁殖を行う場合は飼い主が繁殖をしやすい環境を用意する必要があります。

また、エンゼルフィッシュはグッピーやメダカなどの魚とは違ってオスメスの区別をつけるのが容易ではありません。
ですが、何匹かまとめて購入すれば確実に一組はつがいになるので繁殖を目的とするのであれば二匹きっかりにせずに5匹程度は一緒の水槽で飼育をしましょう。

その中でオスメスのペアが出来ると、そのペアになったエンゼルフィッシュ以外を攻撃するようになります。
全体的に同じような色形なのでどれがペアになっているかを確かめるのは困難ですが、よく観察しているとわかるようになります。

確実に繁殖させたい場合はペアの二匹が分かったらその二匹を繁殖用の水槽に移してしまった方が良いでしょう。

繁殖用の水槽は専用の物が販売されていますが、普通の水槽でも構いません。産卵用の葉の茂った大きめの水草を入れておきましょう。
ペアを移した後はいつもよりエサを多めにしたり、赤虫などの高カロリーの物を与えて精を付けさせ、産卵を促します。

しばらくすると水草に産卵を行います。
産卵を行った後はエンゼルフィッシュが世話をするので飼い主はそれを眺めておくだけでOKです。
この時自分の飼育できる匹数分以外は卵を間引いてしまうのも良いでしょう。

卵は通常3~5日で孵化します。孵化したあとは5日程度で泳ぎ出します。そのまま生体になるまで繁殖用の水槽で飼育するのも構いませんが、ある程度大きくなれば元の大きな水槽に戻してあげましょう。

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