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グリーンネオンテトラの特徴と飼育方法

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グリーンネオンテトラ
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グリーンネオンテトラグリーンネオンテトラは、グリーンというよりは緑がかった青の体色と尾びれ近くの赤い色が特徴的な小型の淡水魚です。
特に太陽光が当たった時の美しさは宝石のようで抜群です。

グリーンネオンテトラとネオンテトラの違い

グリーンネオンテトラとネオンテトラとよく似ていますが、どちらもテトラ科の魚で、南アメリカのアマゾン川流域に生息する淡水魚です。

ネオンテトラとの見分け方ですが、パッと見た感じでもグリーンネオンテトラとは青い部分が目立ち、尾びれの近くに赤い部分がないものが多くいので見分けるのは難しくありませんが、
個体によっては赤い部分が大きいものもいるので、確実の見分けるには尾びれの前を見ると一目瞭然です。グリーンネオンテトラとネオンテトラの見分け方
グリーンネオンテトラは上の画像のように尾から頭まで青い部分が途切れないのですが、ネオンテトラネオンテトラは尾びれの前は赤くなっています。

また、グリーンネオンテトラは体長は2.5〜3cmほど、テトラは2~2.5㎝程度で、グリーンネオンテトラのほうがやや大きくなります。

グリーンネオンテトラの飼育方法

グリーンネオンテトラは、群れを作ることが多いので、単独で飼育するよりも、5匹以上の仲間と一緒に飼育することをおすすめします。

また、水槽に入れたばかりのグリーンネオンテトラはかなり臆病ですので、水草や岩など、隠れる場所があったほうが良いでしょう。

ただし、大きなものを入れると何匹入れてもすべて完全に陰に隠れてしまって、餌を入れた直後以外は何もいない水槽のようになってしまうこともあるので、工夫が必要です。
かなり臆病ですので、カバー付きのヒーターなどを入れると、10匹程度なら完全に陰に隠れてしまいます。

ある程度慣れてくれば普段は陰に隠れなくなるでしょう。

水槽の準備

グリーンネオンテトラの飼育には、ある程度まとまった数を飼育することを考えれば、20リットル以上の水槽を用意することが望ましいです。

水質管理

水温は24〜27℃で、pHは5.5〜7.5の範囲、硬度が5〜15度の軟水を好むされています、日本の水道水は軟水で㏗は概ね7くらいのところが多いとは思いますが、
水道水質基準値は5.8〜8.6の範囲になるようになので、場合によってはPHを調節する底砂などが必要ななるかもしれません。

もし、水道水のphが高い地域であれば、底砂にPHを弱酸性にする水草用のソイルなどを使えば問題ないと思います。

グリーンネオンテトラもきれいな水質を好みますので、濾過装置を使用することをお勧めします。
ろ過装置がしっかり機能していれば、かなりの期間放っておいても問題ないと思いますが、基本的には週に一度、30%の水換えを行う事が望ましいでしょう。

餌の与え方

グリーンネオンテトラは、主に微小な生き餌を好むようですが、メダカや熱帯魚用のフレークフードでも飼育できます。
1基本の飼育方法通り1日2回程度、すぐに食べきる程度の餌を与えれば問題ないでしょう。

混泳する種類の相性

グリーンネオンテトラは、攻撃的な魚ではないので同様に攻撃的ではない他の小型の淡水魚となら一緒に飼育することができます。
特にほかの魚と混泳すると群れを作りやすいようですので、群れを作らないようなら1匹でもほかの魚を入れてみてください。

以上が、グリーンネオンテトラの一般的な飼育方法です。

定期的な水質管理と、適切な餌と環境を提供することで、健康的に成長し、美しい色彩を維持することができます。

グリーンネオンテトラの繁殖

グリーンネオンテトラを繁殖させるためには、以下のような手順が必要です。

繁殖用のペアを用意する:ペアを用意する場合は、雄1匹とメス1匹を用意します。ただし、グリーンネオンテトラは、群れで飼育することが好ましいため、ペアではなく、複数の雄雌を一緒に飼育する方が繁殖がしやすいです。

飼育環境の整備:グリーンネオンテトラは、水温が24〜28℃、pHが5.5〜7.5、硬度が5〜15度の軟水を好みます。
また、底床には細かい砂利や底床用の専用グッズを使用し、植物を多めに配置し、繁殖用のエサも用意します。

餌の与え方:繁殖用のグリーンネオンテトラには十分にえさを与えるようにしましょう

繁殖行動の観察:メスが腹部を丸く膨らませると、産卵の兆候です。この時期には、雄がメスに追いかけ回すような行動をするので、ペアを観察して繁殖行動を確認します。

産卵:産卵行動が観察されたら、産卵用の植物や石を設置します。
グリーンネオンテトラは、卵を水草の葉や細い枝に産み付けますので、成魚に食べられないうちに別の水槽などに隔離します。

孵化と育成:卵から孵化した稚魚は、最初は卵黄で栄養を摂取しますが、その後、餌を与えて成長させます。
稚魚の餌は、微生物やプランクトン、粒子状のエサなどを与えます。

以上のように、グリーンネオンテトラを繁殖させるためには、適切な環境と管理が必要です。
グッピーなどに比べると少々難しいかもしれませんので、まずは飼育から始めて、慣れてから繁殖に取り組むことをおすすめします。

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