ネオンテトラの寿命は

ネオンテトラはあまり寿命を全うできる魚ではないといわれています。
それはやはりその身体の小ささで、他の魚から捕食されたり病気になってしまったりと原因は様々ですが、普通に飼育すればその寿命は平均的には1年~2年程度だと言われています。
しかし熱帯魚だけではなくどんな動物をペットにしている人にも言えることなのですが、飼育している生き物は、その環境が少しでも違えばその寿命も大きく変化します。
私たち人間が決められた寿命が無いと言う事と同じです。
例えばある人のネオンテトラは購入から1年で死滅したのに対して、同じ時に同じ店で同じ水槽から購入した自分の水槽のネオンテトラは死なずにそのまま生き続けて2年以上経っている、と言う事は当たり前にあることなのです。
ですから、寿命を一概に何年だと言う事はできません。
ネオンテトラを飼育している人の中には5年も6年も生きていたと言う人だって存在します。
ですから、あなたの飼育方法次第では長くネオンテトラと付き合って行けるのです。
ネオンテトラは小さな魚ですが、そんなにも長い年数を生き続けると当然身体も成長します。
ネオンテトラの成魚の体長は通常4センチ程度の大きさになりますが、前述した5年生きたネオンテトラは大変大きくなり、ネオンテトラの幼魚程度なら食べてしまうかもしれない、なんて飼い主さんが懸念したほどでした。
また、同じくテトラの名前を持っている種類の中にはネオンテトラより比較的かなり長生きする種類も居れば、大変飼育が難しい上に寿命も短い為数カ月しか飼育できない種類もいます。
飼育するのに重要なのは、寿命ではなくネオンテトラを如何に長生きできるような棲みよい環境を作るかに懸かっています。